ということを考えて夜も眠れない、そんなことってありませんか。みなさんあると思います。
私はありません。
さて、皆さんは、冗談でも本気でも「体で払います」といったことがありますか。きっとあると思います。
私はありません。
私の悪いところは、真面目なイタリア語を勉強しようとせずに、こういった表現ばっかり追いかけるところですが、今回は「身体で払う」をイタリア語でなんと表現するかをお教えします。
ずばり、
"pagare in natura (パガーレ イン ナトゥーラ)"
です。
"pagare(パガーレ)"は「払う」ですから、ここはいいでしょう。ここでのミソは、日本語の「身体で払う」の「体で」を直訳して、"pagare col corpo(パガーレ コル コルポ)"としないことです。"corpo(体)"を使うのではなくて、"natura(自然)"にします。テストに出ます。暗記項目です。
直訳すると「自然(の形態)で払いますよ」くらいの意味でしょう。
私はいたって真面目のようでふざけていますが、ここでの前置詞"in"の使い方は大事です。「〜という形態(方法)で」くらいの意味ですね。実際に「現金で払う」は"contanti(コンタンティ)(現金)"を使って、"pagare in contanti(パガーレ イン コンタンティ)"と言います。
"pagare in natura(パガーレ イン ナトゥーラ)" 「身体で払う」
"pagare in contanti(パガーレ イン コンタンティ)" 「現金で払う」
惚れ惚れするくらい超重要表現ですね。皆さんが、気になる男性、女性を助けてあげたときに使ってください。必要ないと思いますが、「体ではらってよ」という命令形のフレーズも置いておきますね。
"Pagami in natura(パーガミ イン ナトゥーラ)" 「身体ではらってよ」
"pagare"の二人称命令形は"paga"で、それに間接目的語の"mi(私に)"をつけるだけです。簡単です。
ところで、"pagare in natura (パガーレ イン ナトゥーラ)"は、元々、というか、本来は、「農作物」等で支払う、的な意味です。ここでは「自然で払ってもいいですか」ですから、物々交換というわけです。
ですから、逆に皆さんがこう言われたときは、以下のように答えるのがいいでしょう。
"Cosa vuoi? Pomodoro?(コザ ブオーイ? ポモドーロ?)"
「何が欲しい?トマト?」
なんですか、この記事は。