私には竹馬の友のFくんという人がいる。ちなみに彼は面長なので、私は密かに面と向かって、そして何よりも敬意をこめて、彼のことをお馬さんと呼んでいる。
そう、彼は竹馬の友ならぬ、竹友の馬。タケトモノウマ 🐴
イタリアで知り合ったタケトモノウマ🐴
タケトモノウマ🐴*1↓
彼は以前、「イタリアにおける合コンに関する理論的分析」という研究成果を私に発表してきた。
そんな彼がまたも研究成果を発表したいという。
タイトルは「イタリア語学習者にみられるマイナス的要素に関する実証的検証」。
彼はなんでもコトを大きくしたがるが、要するに「イタリア語を勉強するとデメリットがあるよん」ということを言いたいだけ。
あまり気乗りはしなかったが、つい先日、彼の「発表」とやらを聞いてみることにした。
外国語を学ぶことでの弊害って、いくつかあるじゃないすか。僕は、日本人がイタリア語を学ぶ時のデメリットのデータを収集したんす。それをちょっと聞いてくれないスか🐴
まあ、そうだね、特にイタリア語なんて、勉強しているだけで、「きどったいけ好かないヤツ」ていう印象が付きまとうこともあるからね。確かにデメリットはいくつかありそうだよね。
そうなんす、そこなんすよ。「イタリアってかっこいい」んです。これが一番の問題なんです。「カッコイイ」からついイタリア語の知識を出しちゃうと、お前きどってんのか、となるんです🐴
うんうん、わかるよ。イタリア語はカッコイイというイメージ、あるよね。
特にイタリア語が上手い人ほど、デメリットが前面に出てくる、ってあると思うんですけど、そういうデメリットをまとめたんで、聞いてください🐴
うん、おk、聞かせてくれ(上手い...うまい...ウマい...そうか、Fくんはやっぱり馬が好きなんだな😊)
1.カフェしよう案件
まず一つ目っす。イタリア語を勉強した人は、「お茶しよう」のことを、つい「カフェしよう」って言っちゃうんです。イタリアでは「お茶」はメジャーじゃないですからね。これって結構出ちゃうと思うんですよね。いうまい、と思っていても体に染み付いちゃったものはなかなかとれないというか...🐴
確かに、一理あるな、それはきっと言っちゃうな(いうまい...いウマい...い馬い...いいぞーこれ😊)
2.ピッツァ案件
二つ目は、ピザのことを「ピッツァ」って言っちゃう。これですね。ついつい本場の発音が出ちゃう。まあ、これなんかはありきたりかもしれないすけどね🐴
そうだね、ありきたりかもしれないけど、いいんじゃなか。サンドウィッチマンがネタにするくらいだぞ(「出ちゃウ。マあ、これなんか...」...「でちゃ馬」...あれ、もしかしてFくんはもはや馬なのかい?ねぇ、🐴なのかい?)
3.パスタ案件
三つ目は、スパゲッティのことをパスタという人を見るとつい、「それはパスタじゃない、スパゲッティだ」と訂正をいれちゃう🐴
まあ、あるかもね。パスタはあくまでも総称であってスパゲッティのことはパスタとはイタリア人は言わないからね(しっかし見れば見るほど馬っぽいなぁ...もしかしてウマウマの実、モデル馬の能力者かしら...ねぇ、君は能力者なのかい?)
4.イタリアレストラン案件
四つ目は、イタリアンレストランの名前を見るとドヤ顏で名前の解説をしだしてダメだしをしちゃう。これもあるっすよねー🐴
まあ、そうかもね(いや、待てよ、馬がヒトヒトの実を食べた可能性もあるな...ウマウマの実を食べたヒトなのか、ヒトヒトの実を食べた馬なのか...これは難しい問題だぞ)
5.オーバーリアクション案件
五つ目は、まあこれは言葉関連じゃないんですけど、オーバーリアクションになるっていうやつっす。これもはずいっすよねー🐴
ウマウマ...(そうだね、確かにあるかもしれないね)
6.ヒヒンヒヒーン案件
ウマウマ? 何言ってるんすか? そして六つ目はヒヒーンヒヒンヒヒンヒヒーンヒヒーンヒヒーンヒヒンヒヒンヒヒーンヒヒーンヒヒーンヒヒンヒヒンヒヒーンヒヒーンヒヒーンヒヒンヒヒンヒヒーンヒヒーンヒヒーンヒヒンヒヒンヒヒーンヒヒーンヒヒーンヒヒンヒヒンヒヒーンヒヒー..🐎
ちょっと何言ってるかわかんないっす。
わかんないってどういうことですかヒヒーンちゃんと聞いてヒヒーン何かそっちでもわかったこととかないですヒヒーンか🐴
ときたので、その場はコーヒーを濁して帰ったが、
ただ一つ言えるとしたら、 どうやら僕の竹馬の友は、
ウマウマの実を食べた馬である
ということだろう。
そしてもう一つ言えることは、
彼が当ブログの宣伝ツイッターを勝手に始めていたということである
数奇な方は、きっと彼が喜ぶので(そして私も喜ぶので)フォローしてあげてください。
以上、厩からのレポートでした。
*1:イラストはHさんからのもらいものです