イタリアといえばファッション大国というイメージを持っている方もいると思います。確かに、おしゃれに関してはなかなか洗練された何かを持ってします。私の個人の印象ですが、確かに多くの人がそれなりの哲学をもって服を選んでいるような気がします。
たとえば、普通の会話をしていても、「君は痩せているからベルトはバックルが小さめがいい、目だただないから」とか「その色のシャツにはこの色のズボンを合わせた方がいい」とか「このシャツは上までボタンを閉めた方がいい」などといった細かいところまでアドバイスをくれる人がたくさんいます。
私はオシャレというモノにあまり興味がありません。毎日同じ服でいてもいいと思ってしまうくらい服選びが億劫なので、私は人のオシャレをとやかくいうことはできません。しかしそんな私でも、いやいや、それはちょっとおかしいよね、と思うイタリア人のファッションセンスもあります。
主に以下の二点が気になって気になって仕方がありません。
1. トゲトゲの装飾品をつけるやつ
何もイタリア人に限られる話でもないような気がしますが、とにかく気になっている点の一つです。イタリアでは、ヘビメタ好きな人たちがつけるようなトゲトゲのアクセサリーを、とにかく通常のファッションアイテムとしてつける人を結構見かけます*1。
あまりかっこいいとは思わなかったのですが、イタリアも軽犯罪が多発していますし、防犯という意味ではなかなかいいのではないでしょうか。修羅の国なんでしょう、きっと。そうでないと説明がつきません。トゲトゲしてて危ないですよ、アレ。
では、イタリアは修羅の国、ということで。
2.スーパーマンの服をきているやつ
イタリア人の中にはスーパーマンの"S"の字が大きく書いてあるブルーのTーシャツをきている人が多くいます。実際に街中ではよく見かけました。これはオシャレなのでしょうか...私には到底理解できません。↓*2。
まずあの明るい青色を何とかして欲しい。いやがおうでも目立つ明るめの青。信号か。君は信号か。
そして、明るい青の中にさんさんと自己主張する黄色の三角。真っ黄色の三角。眩しいほどに輝く黄色い三角。やっぱり君は信号か。
極めつけは赤色の"S"。おっきいS。そしてとっても赤ーい。そうか、君は信号か。信号なんだな。
では、イタリア人は信号、ということで。
以上の話を簡単にまとめておきましょう。
イタリア人はオシャレというよりも「修羅の国に立つ信号」である。
以上です。
はい?