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イタリア人の挨拶が長すぎる

 

タイトルの通りだ

 

イタリア人たちよ、別れの挨拶が長すぎないか。友人同士で楽しい会合のあとの、別れの挨拶が。

 

 

ほら、

 

 

「じゃ、そろそろこのへんで」

 

 

と言って、先に帰ろうとしたあいつが立ち上がってから優に10分はすぎてないかい

 

100歩譲って握手からの抱き寄せハグからのほっぺにチュ―をする、その一連の流れまではよく分かる。それが君たちの挨拶の流儀だ。でもそれ5秒でおわるじゃん。なんでその後延々と世間話はじめてんの

 

「じゃ、このへんで」と言って立ち上がった君、帰るんじゃなかったの。なに、「家族によろしくね」「おう、伝えとくよ」「あ、そういえば次の予定だけど」「うんうん、つぎはクリスマスの夜に会う感じだな」「そうその予定なんだけど...おい、そういや去年のクリスマスのときのあいつまじウケたよな」

 

 

 

 

 

「ウケたよな」じゃねえよ

 

 

 

 

 

その話、「じゃ、そろそろこのへんで」って立ち上がる前にしとけよ。なに、今思い出したからって話しだしてんだよ

 

こっちは君に挨拶するためにそわそわしてるんだよ。私はいつ君に挨拶をすればいいんだ。君たちの世間話が始まるまで待たなきゃいけないんか

 

みんな君に挨拶するために立ち上がったんだよ。座ればいいじゃんとか思うかもしれないが、一回立ち上がった以上なんか座るのも違う気がするし。この持ち上げたお尻に行き場がないんだよ

 

ちなみに、イタリア語では「腰を上げる」ならぬalzare il culo(尻を上げる)という表現がある。のんびりしている人や怠け者に向かって、「さあ、尻を上げろ!」みたいな感じで使う

 

しかしそんなことはどうでもいいのだ

 

 

今、現状、この上げてしまったお尻をどうすればいいんだ。お尻の置き場所に困ってるんだ私は

 

 

ほら、みんな立ち上がってるじゃない。さっきまでみんな座ってたのに、君の「じゃ、そろそろこのへんで」の一言を皮切りに、みんな立ち上がったじゃん、みんな君に挨拶をするために待ってるんだよ

 

そうやってる間に、みんなただ待ってたら暇だから隣の人と世間話始めてるじゃない

 

 

 

 

あら、立食パーティみたいで楽しいね

 

 

 

 

 

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とはならねえよ

 

 

 

 

 

目的が違うんだよ。挨拶するために立ったんだ。立食パーティをするためにたったんじゃない。手段と目的を混同するな。みんな待ってるんだよ。はよせえや

 

 

 

 

 

 

 

そんな思いが通じたのか、ついに 

「おk、そろそろ行くわ、このへんで」

ということで話が終わったようだ

 

 

ハイ、次の人、挨拶して、ほら、早く

 

握手からのハグからのほっぺにチュー。さあ、どんどにこうぜ。片付けてこう。挨拶はそれで十分だろ。一言二言交わして次いこう、次

 

「今日はありがとな、たのしかった、次もよろしくな」「おう、また会おうぜ、気をつけて帰れよ」「はは、任せとけ大丈夫だ」「おい、そういやこないだおすすめした音楽聞いた?どうだった」「ああ、あれか、聞いたよ、イカすよな」

 

 

 

 

「イカすよな」じゃねえよ

 

 

 

 

なに見送る側まで引き止めてんだよ、あと10人くらい挨拶するために待ってんだよ。みんな立って待ってるんだよ

 

 

もう一度だけ確認させてくれ、一回立ち上がった以上なんか座るのも違う気がするし、この持ち上げたお尻に行き場がないんだよ。このお尻をどうすればいいんだよ

 

 

 

ほら、やることなくてついにみんな歩き回りはじめたじゃん、おしりオブザデッドかよ

 

 

 

 

 

おしりオブザデットじゃねえよ

 

 

 

 

 

おしりオブザデッドってなんだよ

 

 

 

 

 

 

 

イタリア人のお別れの挨拶が延々と続くということを言いたかっただけなのに、喧嘩腰の上、おしりオブザデットとか言い出しちゃったじゃない

 

どうしてくれるの

 

 

 

 

 

 

 

とにかく、イタリア人の別れの挨拶は長い。本当に長い。それだけ言わせてもらってこの記事のまとめとする

 

 

 

 

 

追伸

「お」って入れたら「おしりオブザデット」が予測変換で出てくる。

 

どうしてくれるの