ITAMINKIA

イタミンキアです。おうまさんが運営する実用イタリア語検定試験完全非対応のイタリアブログです。

私のインテル愛が爆発しています

 

古今東西、プロスポーツに批評はつきものです。そして、先日こんな記事を見つけました。

 

www.soccerdigestweb.com

 

イタリア在住のサッカージャーナリスト、片野道郎さんによるセリエA過去20年のワーストイレブンです。活躍を期待されながらそれを大きく裏切った選手、つまりファンにとって悪夢になっているメルダ(クソやろう)たちでフォーメーションを組んでいます。

 

おっと、ここで事前に説明しておくと、イタリア語で「メルダ」というのは字義通りとると「うんこ」で、「クソやろう」という意味の他にも、「くそ!」とか「ちくしょう!」とか「ふざけんな!」などの意味があります。非常に汚い言葉ですが、興奮したサッカーファンはこういった表現をよく使います。さて、これから私は非常に興奮するので「うんこ!」と何度もいう可能性が高いです。下品で本当に申し訳ないです。そして、この記事は興奮にまかせて書いたほっかほかのうんこ記事です。先に謝っておきます。

あと、メルダメルダと連呼するかもしれませんが、「喝!(かぁ〜つ)」くらいのノリです。

 

さて、片野道郎さんのセリエA評について、ホッカホカのうんこを投げつけたい、という話です。

 

先に断っておきますが、私は片野さんがとても好きです。サッカー雑誌に掲載されていたコラムは愛読していましたし、著書も何冊か購入しています

 

しかし、ワーストイレブンに選出されたインテルの選手に関しては異論があるので、こうして筆をとった次第です。完全に私の自己満かつ衝動的に書いた記事で、推敲もしていないので至らぬ点が多々ありますが(要はうんこ記事)、しばしお付き合いください。

 

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ゴディン(DIFENSORE,センターバック)

ゴディン選手に関しては、他メディアでも「失敗」の補強と位置付けていますが、私はそうは思っていません。確かに、不動のレギュラーとして期待されて加入したものの、若手のバストーニ選手にポジションを奪われ、準レギュラーに甘んじる格好にはなっています。しかし、それはバストーニ選手の高パフォーマンス&ゴディン選手の怪我による離脱が原因で、個人的にはパフォーマンスの水準が低かったわけではないと考えています。メルダとして挙げるのは酷ではないかと、個人的に思います。過去20年を振り返れば他にメルダはたくさんいましたし。

 

カッサーノ(ATTACCANTE,フォワード)

記事中に「チームの結束を乱すトラブルメーカー」と記載がありますが、少なくともインテル時代はトラブルらしいトラブルを起こした記憶はありません。また、インテル時代はリーグ戦28試合出場7ゴール9アシストという成績を残しています。*1他のビッククラブでは、確かに期待されていたような輝きを見せられずメルダ状態でしたが、インテル時代のカッサーノ選手は活躍した部類に入るのではないでしょうか。

 

フィリペ・メロ(CENTROCAMPISTA,ミッドフィルダー)

記事中でもメルダユベントスに所属していたことには触れているのですが、なぜインテル時代の画像を使用しているのでしょうか。F・メロ選手は、セリエAの年間最最低選手賞"Bidone d'oro(金のゴミ箱賞)"*2に選ばれています。選ばれた2009-10シーズンは、ユベントスメルダに所属していました。白黒のユニフォームを着た画像を使用するのが妥当ではないでしょうか。

 

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バロテッリ(ATTACCANTE,フォワード)

彼もインテル時代の画像が使用されています。確かに彼は行く先々で期待を裏切り続けています。しかし、2007-08シーズン終盤にエースのイブラヒモビッチが怪我した際に彗星のごとく現れ、リーグ優勝に貢献したことを私は忘れていません。優勝に貢献するという、十分な活躍をしたインテル時代の彼の画像を使用するのは違うと思います。そして、優勝に貢献したことには感謝しているんですが、それ以上にインテルのユニフォームを地面に投げつけたメルダ*3にこのユニフォームを着る資格はないので、インテル時代の画像ではなく、ミラン時代の画像を使用していただければと思います😊

 

今、皆さんは、私がバロテッリに感謝しているのか、それともメルダだと思っているのか混乱していますね?私も愛憎入り混じって今混乱しています。頭が沸騰してメルダしています。

 

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その他のインテル選手

他に挙げられているグレスコ選手、ヴァンペッタ選手、クアレスマ選手については...

うん、メルダぁ!

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 それはさておき、記事を読み進めると、こんなことが書いてありました。

期待外れの数に関してはインテルがライバルのミランを大きく上回る。とりわけマッシモ・モラッティ会長時代は、大盤振る舞いしてはハズレ、という選手を毎年生み出すのが恒例だった。

確かに、モラッティ会長がスーパースターを口説いてインテルに加入させてくれるたびに、私たちインテリスタはワクワクし、そしてシーズンが始まるとガッカリしたものです。しかし、そういったドジッ子属性もインテルの魅力の1つであり、我々インテリスタにとっては悪夢のような思い出ではありません。上記3名の選手についても同じです。

 

数あるクラブの中から彼らがインテルを選び、我々を期待させてくれたこと(そしてその期待を裏切ったこと)は、今となっては良い思い出です。

 

ドジッ子属性。それもインテルの最大の魅力の1つ...

 

 

ああん...!もう!そんなわけないよぉ!めるだぁああ!

 

 

 

 

 

というわけで、ほっかほかのメルダ(うんこ)記事をお届けしました。興奮を言い表すのに「メルダ」しか言えない私が一番メルダ。