私は本当に恋愛とか駆け引きとかが苦手です。あと数学も
しかし、こう見えても、イタリアに留学し、恋愛の極意を学んだ身としては、その知識をひけらかさないわけにはいかないと思うのです*1
別に、恋愛をすることが生きることの至上命題ではないですし、できなくたってなんにも困りはしないと思いますが、これは、自分への叱咤激励を!こめて!いるのです!イタリア人のお作法から相手への思いやりの気持ちを学びたいんです!
恋愛じゃなくても相手のことを想う気持ちを表現することは、大事....!
あと数学も大事...!
というわけで、イタリア人の立ち振る舞いから学んだ恋愛テクニックをまとめました
半分誇張が入ってますので薄目で読んでください。責任は取りませんが、皆様のためになれば幸いです
お近づき編
1.花束を君に
花を贈るという行為ですが、日本人にはあまり馴染みのない行動だと思います
しかし、イタリアでは、意中の相手に対して自分の思いを込めた花を贈ることはごく普通です
ただ贈るだけではなく、花言葉で自分の気持ちを代弁できればベリーグッドです
花と一口に言っても色々な種類があります。どの花を贈ればいいかわからない、そんなあなたにはこの花をおススメします
この花のイタリアでの花言葉は
Non ti scordar di me(私のことを忘れないで)
です*2
有象無象の誰かではなく一個人と認識されることが、関係性を築くうえでの第一歩です
理想の異性が、いついかなる時に何人現れてもいいように、常に大量のワスレナグサをポケットに忍ばせておきましょう
ね!こんなもんね!いくつあったっていいですからね!
2.彼を知り己を知れば百戦殆うからず
相手を深く知ることは、異性とお近づきになるうえで必須です
友人のイタリア人も、恋は共通点から始まり、愛は相違点で深まるというような名言らしきことを言っていたような気がするような覚えがあります。ありまぁす!
理想の異性と出逢ったら、本人及び周囲への聴取はもちろんのこと、SNSを駆使して24時間365日(閏年の際は366日ですね。ウェイ、数学😁)情報をかき集め、相手の最新情報を完全に掌握しましょう
お付き合い編
3.毎日がエブリデイ
イタリア人は節目の記念行事をとても大切にします。隙あらば記念日に認定し、盛大に祝います
一説によると、相手のことをどれだけ大切にしているかを、記念日の多さで周りにアピールするそうです
それは冗談ですが、頻繁に記念日を祝うことは本当です
「初めて出逢った日」「付き合い始めた日」「クリスマス」「誕生日」を祝うのは当たり前です
初めてデートした「デート記念日」、初めてキッスした「(君との)ファーストキス記念日」、初めてケンカした「初めてケンカした記念日」、この味がいいねと君が言った「サラダ記念日」など思い出を記念日として記録し、盛大に祝いましょう
でもそんなにたくさん記念日があったら、忘れちゃうよ、という方もいるかもしれません
そんなあなたにとっておきのアドバイス
Googleカレンダーに予定を入れて、リマインダーしてもらえば、忘れませんよ!
毎日の記念日に溺れてください
4.100万回の"Ti amo(愛してる)"
昔、イタリア人女性にこんなことを言われたことがあります
日本人よりイタリア人の方が、恋人に対する愛が深い
曰く、「イタリア人の方が愛情表現の回数が多いから」だとか
確かにイタリア人は愛情表現が多いです。「愛してる」を筆頭に、甘い言葉を呼吸するかの如く自然と囁きます
なぜイタリアが「愛の国」と呼ばれるか、その秘密は愛情表現の多さにあったのです
よって我々も、
「今日はいい天気だね~、ところで愛してるよ」
「今日のお昼何食べる?アイシテルにする?」
「愛してるよ、あっ、それから別件なんだけど、愛してるよ」
といった具合に、「愛してる」が口癖になるくらい、絶えず愛を囁きましょう
ちなみに数字では、「114106」で「アイシテル」を表現できますよ(ポケベル世代の知識ですね。ウェイ、数学キタコレ😂)
5.愛のままにわがままに
イタリア人は、溢れんばかりの愛を、言葉のみならず行動でも示します
そして愛情表現の回数は愛の深さを測る指標です
どれだけ手を繋ぐか、どれだけハグをするか、どれだけキスをするか。毎時毎分毎秒、あなたは愛の深さを試されています
所かまわず、人目も気にせず思い立ったらすぐに手を取り、ハグをし、キスをしましょう
かつて百貨店で、ダイソンの掃除機よろしく、吸引力の落ちないキスをしているカップルを見たことがあります!ありまぁす!
まとめ
以前、下記のような愛についての格言を目にしました
L'amore è come il cetriolo: dolce all'inizio, amaro alla fine.
愛はキュウリと同じである。 最初は甘く、最後は苦いのだ。
ちょっと何言ってるかよくわかりません。もしかして、数学?スーガクなのか?
はい、ということですので、皆さん、数学は勉強しようね。それがこの記事で一番言いたかったことです
*1:学んだ極意を自由自在に活用できるとは言っていません
*2:参考文献
www.eticamente.net