ITAMINKIA

イタミンキアです。おうまさんが運営する実用イタリア語検定試験完全非対応のイタリアブログです。

クリスマスが今年もやってくる

 

最後の記事を書いてから、実に四ヶ月もの日々が過ぎ去ってしまった。まったくもって不覚である

 

しかしこの四ヶ月間、自分でも何をしたのかさっぱり覚えていない。覚えていることといえば、覚えていることである。そういうことだ

 

思えば今年もたくさんの出来事があった。例えば、そうだ、アレアレ。アレである

 

そんなわけで、結局今年もクリスマスの時期がやってきた。クリスマスの時期がやってきたということは、クリスマスの時期がやってきたということに他ならない。どうせならせっかくのクリスマスだ。セクシーにいきたい

 

さて、私はイタリアでクリスマスを三度過ごしたことがある。「たったの三度」と思うか、「三度も」と思うかは、グラスに残った半分のワインをあなたがどう見るかによる。私は何も考えずそれを飲み干すと思う

 

イタリアのクリスマスというのは、一大イベントだ。それは日本の商業的なそれとは"意味"が違う。みなさんも...知ってますよね?"意味"が違うのですよ

 

どう"意味"が"違う"のか。"それ"は、"そういう""意味"...なんですよね

 

どういうことかはさておいて、今年はイタリアでクリスマスを過ごすことは叶わないわけだ。そこで私は、日本でイタリア風のクリスマス、Natale(ナターレ)を過ごしたい、そう思い立った

 

まず大前提として、クリスマスは家族と過ごさなければならない。クリボッチとか言ってる場合じゃない。まず帰省から始まる。クリスマスに帰省しなかった時点で、イタリア風クリスマスは頓挫する

 

次に、最高にビッグなクリスマスツリーを飾らなければならない。ビッグなクリスマスツリーを飾るということは、大きく、そしてグランデなクリスマスツリーを飾るということであると、私は考えております

 

料理も欠かせない。ピザじゃない。もちろん寿司でもない。じゃあ何なのかと言われてもよくわからないが、多分パスタ...、うん、パスタは欠かせない。あとドルチェ、そしてコーヒー。パネットーネかパンドーロも必要だ。どちらもパサッパサのスポンジケーキだ。私はパンドーロが好きだが、私の友人はパネットーネが好きだと言う。ということで、パンドーロを用意していただきたい

 

クリスマスプレゼントの準備もいる。イタリアのプレゼントの定番は、アクセサリー、セーター、マフラー、ドールチェアーンドガッバーナのその香水のせいだよ〜

 

私はかつて、クリスマスにマフラーを三ついただいたことがある。率直に言って、めいわ最高のエンターテイメントを提供してもらったと思っている。マフラーなんていくらあっても困りませんからねぇ

 

そしてクリスマスと言えば、親戚の家めぐりである。親戚の家のリストを片手に、片っ端からピンポン、チャーオ、アウグーリ、バーチョ、ブオンナターレ、カッフェーカッフェーである

 

それから、映画鑑賞だ。クリスマスの映画ならなんでもよしだ。イタリアのテレビはクリスマスの日は、これでもかとクリスマス映画を流している。一日中、そればっかりでうんざ最高のエンターテイメントを提供してもらったと思っている

 

私はこれらを踏まえて、今年は日本で最高のクリスマスを過ごそうと思っている。さあ、順に手順を確認していこう

 

まず、コロナなので帰省できない

 

ありがとうございました。ブオンナターレ ア トゥッティ

 

 

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