皆さん「イタリア」って知っていますか。そう、男なら誰でも一度は憧れる、あのイタリアです*1。
一度はイタリアに行ってみたいと思いませんか。そして、少しくらいイタリア人にモテてみたいと思いませんか。
そんなあなたに、私が考察に考察を重ねたイタリア人にモテるために絶対に知っておくべき、厳選したたった12つのことをお教えします。
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外見を整える
「人間は外見ではない、中身だ」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
違います。あなたがどんなに気品にあふれ、日本、アジア、北半球、地球、銀河の全生きとし生けるものを軽く凌駕していても、初対面であなたの中身を推し量れる高尚な人間など、この世の中には数えるほどしかいないのです。
「モテる」には、定義上「数」が必要ですから、そういった高尚な人物を相手にしていても仕方がありません。高尚な人間は思い切って切り捨ててください。
それではイタリア人が好きな日本人とはどんな人なのでしょうか。
それはずばり、背が高くて、目が青くて、金髪で、ガタイがいい、そうまるで王子様のような日本人です。
そんなの日本人の魅力じゃないじゃないか、と思われる方がいるかもしれません。
そのとおりです。でも安心してください。とっておきの解決方法があります。それは、
日本文化が大好きなイタリア人コミュニティーに身を投じるのです。
日本文化が大好きなイタリア人は、日本人ならだれでもいいよ、という人が少なくありません。これで外見の心配はいらなくなりました。
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フィジカルコミュニケーションに臆さない
外見の心配がいらなくなったという前提で話を進めます。
モテるためにはやはり外見だけではこころもとないです。イタリア人は何かとボディタッチを重視します。隙さえあればボディタッチです。ボディタッチモンスター、妖怪ボディタッチです。ですので、こういったフィジカルコミュニケーションに慣れている必要があります。
そうはいっても日本文化は相手とある程度の距離を重視しますから、一朝一夕に体に染みついた感覚を落とすことはできません。ではどうすればいいのか。
日本文化が大好きなイタリア人コミュニティーに身を投じるのです。
日本文化が大好きなイタリア人は、日本人ならだれでもいいよ、という人が少なくありません。これでフィジカルコミュニケーションの心配もいらなくなりました。
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ユーモア溢れる人間になる
外見の心配もなく、フィジカルコミュニケーションもクリアしたという前提でお話を進めめます。
イタリア人は、どうやらユニークな人間を好む傾向があるようです。これは日本でもそうだと思いますが、やはり、話術巧みに場の雰囲気を楽しくしてくれる人が欲されているのです。すると、やはり、どうしてもそこに立ちはだかるのは言語の壁。イタリア語が避けて通れません。
とはいっても、やはり、すぐにイタリア語がマスターできるわけではありません。安心してください。解決方法があります。
日本文化が大好きなイタリア人コミュニティーに身を投じるのです。
日本文化が大好きなイタリア人は、日本人ならだれでもいいよ、という人が少なくありません。これでイタリア語の心配もいらなくなりました。むしろ日本語でいきましょう。イタリアにいるのになにイタリア語話してんの、くらいのノリで強気で押していきましょう。
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オーバーリアクションをする
さて、皆様が、外見に心配がなく、フィジカルコミュニケーションにも臆さず、ユーモアあふれる人間である、という前提で話を進めます。
イタリア人は、一人残らずリアクション芸を身につけている、数少ない民族の一つです。国民総芸人です。彼らにとってリアクションとは、息をすること。リアクションをせずには生きていけないので、3秒に一回は「マンマ ミーア」「オウ ミオ ディーオ」と言います。そう、まるで泳がないと生きていけないマグロのように、きっかり3秒に一回にはマンマ ミーア、オウ ミオ ディーオです。
皆さんは息をしない人間と一緒にいられますか?マンマミーアいられませんよね。ですから、こちらもちゃんと息をしているよ、オウミオディーオという合図を兼ねて、リアクションをマンマしなければミーアなりません。そう、ですからオーバーにリアクションしなければなりませんオウミオマンマミーミー。
そうはいっても、私はオーバーリアクションなんかできないよ、という声が聞こえてきます。安心してください。解決方法があります。
日本文化が大好きなイタリア人コミュニティーに身を投じることです。
日本文化が大好きなイタリア人は、日本人ならだれでもいいよ、という人が少なくありません。むしろ口を固くとざして肩で呼吸をしましょう。はい、大きく吸って〜吐いて〜すって〜吐いて〜。これでオーバーリアクションの項目も解決です。
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お酒に強くなる
皆さんが、外見フィジカルユーモアクション人間であるという前提で話を進めます。
イタリアに行くとなると、ワインやお酒を飲むことは避けて通れません。ワイングラスやビールを片手に、広場で優雅に語らうひと時を過ごせなければなりません。「お酒飲めません」などとふざけたことをいうと、「アーハン、君は女子かい?」と言われて、誰も見向きもしてくれません。
そして、飲めるだけではいけません。お酒に強くなければなりません。次から次へとお酒を浴びるように飲まなければなりません。奴らは海賊です。愉快な海賊、飲めや歌えやです。
そうはいっても、お酒に強くない人はどうすればいいんだYO、という心の声が聞こえてきます。皆さんのソウルの叫びが聞こえてきます。もうおわかりですよね。
そうです、ベネチアを想像してください。
影と光のサンマルコ広場、縦横無尽に広がる路地、仮面と仮面の狂騒の風景、そうです、水の都のベネチアです。
さあ、ベネチアの水面を思い浮かべてください。あなたは今ベネチアから海を眺めています。おもむろにあなたは水面を覗き込みます。
それがあなたです。
は?
【ご注意】
※筆者の勝手な印象に基づいた、いい加減なネタ記事です。当記事で不利益を被られた場合でも、一切責任を負えませんのでご注意ください。
*1:当記事は世の殿方のために執筆しております。